弁護士佐藤光子のブログ

弁護士佐藤光子(東京弁護士会所属)が食品安全やペット問題、環境問題、医療問題など関心分野について日々つづるブログです

うつ病と脳のエネルギー

職場環境の相談などで、うつ病が話題になることがあります。厚生労働省のHPでは職場のメンタルヘルスに関する情報がいろいろ載っていて参考になります。

厚労省HPによれば、うつ病は、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態とのことです。

脳のエネルギーが欠乏していなければ、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には生活への支障が大きくなり、病気としてとらえることになります。
うつ病の原因は、生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついて発症しますが、環境要因、性格要因、遺伝的要因、慢性的な身体疾患などあります。
 「性格傾向」も発症要因のひとつですが、脳のエネルギーが欠乏した状態をうつ病と定義すると、義務感が強い、完璧主義、几帳面、常に他人への配慮をする性格のかたは、エネルギーを多く使うので欠乏しやすいようです。こうなると気を遣いすぎるのも考え物ですね。努力の成果が伴っているうちはエネルギーの回復もみられますが、成果が出せない状況が生じたりしてエネルギーの枯渇が起これば発症の危険が高まるとのことです。 
 うつか自覚がしづらい場合もありますが、エネルギー補給である食べること、エネルギー充電である睡眠という生命体に必要な2つのことに着目すると良いようです。疲れているのに眠れない場合は、エネルギー充電できず自然治癒力が減少します。不眠がある人は不眠のない人に比べ、3年以内にうつ病を発症するリスクが4倍になるなど、不眠とうつ病の関連性を示す研究報告が多いそうです。寝つきに30分以上かかる、途中で何度も目が覚める、朝やたら早く目が覚める、熟睡感がなくなる、などの場合は、生活習慣を見直してエネルギーが底をつくのを防ぎましょう。