弁護士佐藤光子のブログ

弁護士佐藤光子が食品安全やペット問題、環境問題、医療問題など関心分野について日々つづるブログです

交通事故被害にあった時のペットの飼育費用

子供のいる世帯よりもペットを飼っている世帯が多くなったと聞きます。不幸にして交通事故被害にあって入院しているときなど、ペットの世話をしてくれる人を探さなければなりませんが、その費用は加害者に支払ってもらえるのでしょうか。判例では、認めるものが現れてきています。

①愛犬2頭の14か月半の預け費用132万円のうち65万円を認めたもの。

②一人暮らしの女性が入院期間中ペットの猫の世話をした他人に依頼した謝礼として15万円を認めたもの。

③飼い犬を128日間」ペットホテル業者に預けた費用32万円を認めたもの。

(いずれも損害賠償算定基準平成29年度版より)

ペットを残して入院するのは、家族を残して入院するのと同じですから、安心して治療してもらえるようにしてほしいという飼い主の意思が反映した判例が出てきたことは、飼い主さんにとっては良い傾向といえますね。