弁護士佐藤光子のブログ

弁護士佐藤光子(東京弁護士会所属)が食品安全やペット問題、環境問題、医療問題など関心分野について日々つづるブログです

発酵と味噌

お味噌は、日本人にはおなじみの食品ですが、味よし、保存によし、体に良しといわれ、デトックスにも効果があります。

お味噌は発酵食品ですが、発酵とは何でしょう。

発酵とは、微生物の働きによって物質が変化し、人間にとって有益な物質を作り出すことを言います。発酵にかかわる三大微生物とは、細菌、酵母、カビで、あわせて発酵菌といいます。味噌はこの3種類ともが関与します。

発酵食品のメリットとしては、食品の栄養分が増える、保存性が高まる、熟成により味や香りがまろやかになるなどがあげられます。

先日、自分で作ってみましたが、材料は大豆、米麹、麦麹、塩などで、意外と簡単に作ることができます。

最近では保存用の容器もセットになった手作り味噌用キットも販売されているようです。

時期によって2~6ヶ月ほど仕込みの期間がかかりますが、お味噌料理のレシピを研究しながら自分のお味噌ができるのを待つのも良いのではないでしょうか。

うつ病と脳のエネルギー

職場環境の相談などで、うつ病が話題になることがあります。厚生労働省のHPでは職場のメンタルヘルスに関する情報がいろいろ載っていて参考になります。

厚労省HPによれば、うつ病は、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態とのことです。

脳のエネルギーが欠乏していなければ、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には生活への支障が大きくなり、病気としてとらえることになります。
うつ病の原因は、生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついて発症しますが、環境要因、性格要因、遺伝的要因、慢性的な身体疾患などあります。
 「性格傾向」も発症要因のひとつですが、脳のエネルギーが欠乏した状態をうつ病と定義すると、義務感が強い、完璧主義、几帳面、常に他人への配慮をする性格のかたは、エネルギーを多く使うので欠乏しやすいようです。こうなると気を遣いすぎるのも考え物ですね。努力の成果が伴っているうちはエネルギーの回復もみられますが、成果が出せない状況が生じたりしてエネルギーの枯渇が起これば発症の危険が高まるとのことです。 
 うつか自覚がしづらい場合もありますが、エネルギー補給である食べること、エネルギー充電である睡眠という生命体に必要な2つのことに着目すると良いようです。疲れているのに眠れない場合は、エネルギー充電できず自然治癒力が減少します。不眠がある人は不眠のない人に比べ、3年以内にうつ病を発症するリスクが4倍になるなど、不眠とうつ病の関連性を示す研究報告が多いそうです。寝つきに30分以上かかる、途中で何度も目が覚める、朝やたら早く目が覚める、熟睡感がなくなる、などの場合は、生活習慣を見直してエネルギーが底をつくのを防ぎましょう。

たねと私の旅

法政大学で行われた有機農業映画祭に行ってきました。5本の映画が上映されましたが、私の一押しは「たねと私の旅」とういう2017年のカナダの女性監督の映画です。遺伝子組み換え食品の表示がないカナダのお話ですが、食品表示と知る権利につき考えさせられる映画でした。この映画はストーリー仕立てになっており、お料理の場面もたくさん出てきて映像も素敵です。お料理のレシピを追っているうちにストーリーが先に進んでしまっていることのないよう注意が必要ともいえます。

特にこういった問題に関心が無い方や、お料理には関心のある方にも楽しめる映画になっています。

http://www.yuki-eiga.com/films/たねと私の旅?fbclid=IwAR3PCOy8iuO0_AgvfzgG4kpJ0OdhMvpC-zIu8X5V2uTo6wzyPTwKyBC4nj4

チーズアレルギーの死亡事件についてコメントしました

イギリスのニュースですが、チーズアレルギーの少年がほかの生徒から服の中にチーズを入れられ死亡したという大変痛ましい事件がありました。これに関連して、日本ではどうか、日本でのアレルギー判例についてWebニュースでコメントさせていただきました。news.livedoor.com

「経口補水液」は特別用途食品です

今年は猛暑が続き、熱中症対策として水分補給の重要性が叫ばれましたが、ドラッグストアで経口補水液をご覧になり、あるいは購入されたかたも多いかと思います。

電解質組成を調整した清涼飲料水について、「経口補水液」との名称で広告その他の表示で、「脱水時」、「熱中症対策」等と記載し、脱水症状を起こしている人を対象とした病者用食品であるか のように表示・広告するばあいは、病者などの健康の保持・回復等の特別な用途 を食品に表示する場合といえるため、健康増進法上、特別用途食品としての許可が必要となります。

熱中症対策と広告して、清涼飲料水と特別用途食品としての許可を受けたものを区分せず同じ棚に陳列して販売するなど、その清涼飲料水が特別用途食品としての許可を受けたものと誤認されるような表示 をした場合も、健康増進法に違反するおそれがあるので、ドラッグストアなど販売者は、誤解されないように工夫する必要があります。

また、消費者庁のHPによれば、このような表示がなされている清涼飲料水の中には、脱水時等に経口補水療法を行う際に用いられる組成を参考として、強制的に体内に水分及び電解 質が吸収されるよう調製されているものがあり、ナトリウムが多く 含まれている製品については、脱水でない状態で大量に摂取した場合、ナトリウ ムの過剰摂取につながる可能性があるそうです。腎機能に問題のな い者でも、ナトリウムの摂取量と腎臓により排泄される量が定常状 態になるには、数日かかるといわれており、血圧や心臓への負荷等の影響も懸念 されるそうですので、熱中症対策とはいえ、消費者側も飲み方には注意しましょう。

機能性表示食品における表示・広告の実務最前線 ~トラブル回避のために知っておくべきこと第2弾~終了しました

先週金曜日、大田区産業プラザにて、情報機構様主催の表記のセミナーが行われ、食品関係の商品の企画・販売に関わるご担当者様などが参加されました。今年2月のセミナーより、パワポイント具体例を多く取り込み、表示に関する景表法、健康増進法による取締の目が厳しくなっている現状や、どこまで気をつければよいかなど、ご説明いたしました。

全体で4時間にわたる長時間のセミナーですが、基本的な法律から、具体例、違反と指摘された場合の対応までしっかりご説明出来たかと思います。第3弾があるかは、今のところ未定ですが、機会がありましたら、食品関係の皆様にはご参加頂ければと思います。

機能性表示食品における表示・広告の実務最前線 ~トラブル回避のために知っておくべきこと~第2弾開催

今年2月に開催され講評だった情報機構様主催のセミナー「機能性表示食品における表示・広告の実務最前線」の第2弾を8月31日に開催することになりました。つぎつぎと機能性表示食品が発売される中、今回は、より具体例に基づき、実践的な講義を目指そうと準備しています。

興味のある方は是非お申し込み下さい。
www.johokiko.co.jp